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スピパGT2.1の実験結果 [ラジコン雑記]

ESCを変更し、SpeedPassionのGT2.1にした。
これでようやくスーパーチャージャーが体感できる。

本体が大きくて車載は思いどおりにはできなかった。
付属のキャパシタではコードの取回しがうまくいかず、キーエンスのシュバリエDASHに換えた。

ブラシモーター時代にはピニオンを小さくする=発熱が下がるの図式だったわけだが、スピパGT2.1は逆のようだ(限度はあれど)。
ギア比で6.5よりは5.5のほうが走行後の温度が低かったりする。そこで仮説。
スピパの設定は、例として4,000RPMになったら0.1秒後にスーパーチャージャーがかかるような仕組み。だからピニオンが小さいとすぐにその回転数に到達する=ブーストを使ってる時間が増える→ゆえに温度が上がる。というイメージをもった。
ピニオンを大きくすることによる発熱より、ブーストを多用することによる発熱のほうが大きいのだろう…と。

そこでパンチをアグレッシブに設定しつつ、加速感が損なわれないギリギリまでピニオンを大きくして、できるだけスーパーチャージャーが作動しない領域でまわしてあげて、補助的にブーストかけるのが温度低下に繋がる感じがした。

以下、実験結果
※良い結果も悪い結果もつまびらかに記す。スピパを使ってない人にはなんの設定だかわからないだろうが。

その1(モーターはX12)
ギア比6.7
項目:設定値
1:1
2:3
3:3
4:7
5:4(100%)
6:1
7:1
8:1
9:7
10:1
11:--
12:7
13:1
14:2
15:2
ベスト16秒48
走行後モーター温度175度(死亡)

その2(以下、モーターはGスタイル)
ギア比7.0
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:1
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:1
10:1
11:--
12:2
13:1
14:2(0.1秒)
15:4
ベスト18秒28
走行後モーター温度33度
※モーターを燃やした直後のため、かなり慎重な設定。このあたりはまだまだタミヤクラスレベルの速度域。

その3
ギア比7.0
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:3
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:2
10:1
11:--
12:3
13:1
14:2(0.1秒)
15:4
ベスト17秒83
走行後モーター温度36度

その4
ギア比7.0
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:6
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:3
10:1
11:--
12:4
13:1
14:2(0.1秒)
15:4
ベスト17秒32
走行後モーター温度33度

その5
ギア比7.0
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:7
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:5
10:1
11:--
12:6
13:1
14:2(0.1秒)
15:3
ベスト16秒14
走行後モーター温度45度

その6
ギア比7.0
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:7
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:6
10:1
11:--
12:7
13:1
14:2(0.1秒)
15:3
ベスト15秒79
走行後モーター温度50度

その7
ギア比6.4
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:7
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:6
10:1
11:--
12:7
13:1
14:2(0.1秒)
15:3
ベスト15秒71
走行後モーター温度57度

その8
ギア比6.4+モーター物理進角2目盛
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:7
5:1(25%)
6:1
7:1
8:1
9:6
10:1
11:--
12:8
13:1
14:2(0.1秒)
15:3
ベスト15秒64
走行後モーター温度63度

その9
ギア比6.0+モーター物理進角2目盛
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:7
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:6
10:1
11:--
12:8
13:1
14:2(0.1秒)
15:2
ベスト15秒68
走行後モーター温度65度

その10
ギア比6.0+モーター物理進角2目盛
項目:設定値
1:1
2:3
3:3
4:8
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:7
10:1
11:--
12:8
13:1
14:2(0.1秒)
15:2
ベスト15秒59
走行後モーター温度75度

その11
ギア比6.2+モーター物理進角2目盛
項目:設定値
1:1
2:3
3:3
4:8
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:7
10:1
11:--
12:8
13:1
14:2(0.1秒)
15:2
ベスト15秒73
走行後モーター温度78度

その12
ギア比5.8+モーター物理進角2目盛
項目:設定値
1:1
2:2
3:3
4:8
5:2(50%)
6:1
7:1
8:1
9:7
10:1
11:--
12:8
13:1
14:2(0.1秒)
15:2
ベスト15秒24
走行後モーター温度80度
※最終パックということで、その11とその12のあいだでセット変更もしている。

今は設定にもうちょっと手を加えているが、シェイクダウンの日はこんな感じ。
なお、この日いちばん速かったひとのベストラップは14秒88、二番目に速かったひとのベストラップは14秒98であった。ボクの腕から判断し、15秒24ならこれでスタートラインに立ったと判断していいレベル。
※タキオンでは15秒5を切ることはかなり難しかった。ずっと使ってきて15秒22がタキオンでのベストなので、初日でここまでくれば好感触といえるだろう。
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